肌が引きつるような超乾燥肌なのに、顔を触ると皮脂でベタベタしているインナードライ。
見た目も気になるし、乾燥肌の特徴もあって、辛いですよね。
インナードライは適切にケアすれば、落ち着くことが多いです。
超乾燥肌なのにインナードライになってしまう原因と対策、スキンケアの選び方を紹介します。
超乾燥肌でインナードライの症状と原因
超乾燥肌なのにインナードライって、どういうこと?と思うかもしれません。
インナードライとは皮脂の分泌が多くベタベタしているのに、肌の内側は乾燥している状態です。
- 洗顔のしすぎ
- エアコンなどの風がいつも当たる
- 紫外線による刺激
普通の乾燥肌と同じだと感じるかもしれませんが、実は違います。
乾燥している皮膚を守ろうとして、皮脂が多く分泌されているのです。
しかし、本人は「オイリーなのが気になる」と皮脂を取り除いてしまうので、さらに乾燥するという悪循環を繰り返しているのです。
超乾燥肌でインナードライ!オススメの対策・予防策
超乾燥肌のインナードライ対策① 皮脂のケアよりも保湿
皮膚が乾燥しているので、皮脂が多く分泌されるのです。
皮膚が乾燥しなくなれば、余分な皮脂が分泌されません。
とにかく保湿をして、皮膚に潤いを与えてください。
超乾燥肌のインナードライ対策② 皮脂を取り除きすぎない
インナードライは一見するとオイリー肌なので皮脂を取り除きたいと思ってしまいますよね。
実際、超乾燥肌でインナードライの人は、こまめに洗顔をしている人も多いです。
しかし、それは逆効果。
洗顔で皮脂を取ってしまうと、超乾燥肌がより乾燥してしまいます。
そして、乾燥したと感じて皮脂がさらに分泌されてしまうのです。
テカって気になるかもしれませんが、症状が落ち着くまで、ちょっと我慢してください。
- 油紙やティッシュで皮脂を拭き取らない
- 温度の高いお湯で洗顔しない(体温以下の水で)
超乾燥肌のインナードライ対策③ 風が当たらない工夫を
生き物にとって、風が当たり続けると体に良くありません。
特に顔など覆われていない部分はどんどんと乾燥してしまいます。
体を服で守っているように、皮脂で顔の皮膚を守ろうとしてインナードライになっていることもあります。
まずは、生活の中で風が当たらないように風向を調節してください。
また顔以外で風が当たってインナードライになりやすい部分もチェックしておきましょう。
- 首
- デコルテ
- 腕
- 手の甲
ひどい場合はスカーフや手袋などで皮膚を守る工夫もおすすめです。
超乾燥肌のインナードライ対策④ 部屋を加湿する
部屋を加湿するのもおすすめです。
乾燥した空気は皮膚を刺激するので、保護しようとさらに多くの皮脂が分泌してしまうこともあるからです。
- 気化式加湿器
- 超音波式加湿器
この2つはオフィスの机や車内でも使いやすいので、超乾燥肌にオススメです。
超乾燥肌のインナードライ対策⑤ 紫外線は避ける
紫外線も肌にとって刺激です。
紫外線を浴びると、肌が荒れて超乾燥肌が悪化します。
また、日差しを浴びると、肌から水分が蒸発しやすくなってしまいます。
紫外線に当たらないように工夫してください。
インナードライの人の超乾燥肌にはこんなスキンケアがオススメ
超乾燥肌でインナードライに悩んでいる人は、スキンケア選びにも悩んでいると思います。
どんな商品を選んだら良いのか紹介します。
インナードライのスキンケア① 保湿力の高いものを
とにかく保湿をして、皮脂の分泌量を減らしたいインナードライには、保湿力の高いスキンケアがオススメです。
洗顔した直後にたっぷり使って、肌に潤いを与えてください。
インナードライのスキンケア② 美容液で角質を整える
インナードライの超乾燥肌に美容液を使うのもオススメです。
通常、肌に潤いを閉じ込めるのは角質の仕事です。
角質が整い、肌に潤いを閉じ込めることができれば、皮脂が不要になり分泌量を減らすことができます。
インナードライのスキンケア③ どこでも使えるミストを
こまめな保湿もインナードライの超乾燥肌にはオススメです。
ミストを使って頻繁に保湿をして、皮脂が分泌するスキを与えないようにしてみましょう。
- 余分な皮脂はオフする
- でも皮脂を取り除きすぎない
- かけるだけでなく、浸透するようにケアを
インナードライのスキンケア④ 保湿力の高いクリームも
皮脂でフタをしようとしているので、保湿力の高いクリームを使って先にフタをしてしまうのもオススメです。
クリームなら皮脂のようにテカリも気になりません。
超乾燥肌のインナードライは保湿で対策!
超乾燥肌なのに、見た目はオイリーなインナードライ。
ケアの仕方が難しくて困りますよね。
インナードライのスキンケアの基礎は保湿です。
また、皮脂を取り除かないというのも重要です。
皮膚を乾燥させないようにして、正常な状態に戻せるようにケアしてください。